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2007年2月11日 (日)

池上梅園 - 池上2-2

Ikegami_1 Ikegami_2 池上本門寺の西の丘陵斜面一面に370本の梅の木を配した純日本庭園。
 戦前は北半分を日本画家・伊藤深水氏の自宅兼アトリエで「月白山荘」と呼ばれていたが、戦災で消失。戦後築地の料亭経営者の小倉氏が南半分を拡張し、別邸として使用されていた。昭和53年に大田区に移管された。寄贈された政治家の藤山愛一郎氏所有だった茶室や、数奇屋建築の設計家・川尻善治氏の離れ家だった茶室など、建築物についても趣があるものがある。
 梅の開花時期ともなると、大勢の人が訪れ、にぎわう。日曜日ともなると、人だらけだ。園の外には出店も出る。風情を楽しみたい向きには、ウィークデイか梅の花の時期をはずすほうが、ゆっくりと落ち着いて散策できると思う。
 しかし、なんと言っても梅が満開の時期の本園は圧倒的だ。美しく、咲き乱れる様は迫力を伴って目に飛び込んでくる。斜面に植えられているので、下の散策路から見上げた景色はすばらしい。訪れた日は晴天だったので、バックの青空に浮かび上がる紅梅は見事だった。斜面が西向きなので、午前よりは日が西に移動した午後のほうが見ごたえがある。
 大人向きの日本庭園。子供連れで遊びに行っても、小さな子は退屈だろう。

Ikegami_3 Ikegami_4

本園は大田区の公園の中でも唯一有料である。といっても、入園料は大人100円、子供20円だ。園内の茶室は大田区公共施設利用システム(うぐいすネット)で事前予約すれば使用できる。公園の真ん前に民間駐車場があるが、シーズン中はいつも満杯なので、徒歩で向かったほうがいい。最寄り駅は東急池上線の池上駅だが、歩くと20分。ちょっと遠い。高齢者の方はバスかタクシーの利用をお勧めする。

公園データ
広さ 約3,000坪(9,881㎡)
施設 ・茶室(うぐいすネットで予約
・せせらぎ、池(鑑賞のみ、子供の水遊びは不可)
トイレ 有り。身障者用有り。
駐車場

無し。ただし公園前に有料の民間駐車場有り

その他

有料 入園料:大人100円 子供20円
梅の木370本の日本庭園

池上梅園:大田区ホームページより
公園パンフレット有り(PDFファイル:3,800kB)

所在地 (地図をクリック!)

東京都大田区池上2-2 

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コメント

初めまして。
大田区の公園を非常に詳しく、しかも好意的に書かれているので、とても楽しく読んでます。

しかし、ちょっと記述違いがあるので連絡させていただきました。
伊藤深水がアトリエ兼住宅を作ったのは、南半分側で、現在の薬医門の辺りに入口があり、今の和室の場所にありました。
現在清月庵のある辺りに小川があり、そこを境にして北側は畑があったそうです。
現在もそうですが、斜面の土質が「まさ土」で、崩落しやすい土壌であるため、住居に適さなかったのが原因です。
深水さんが疎開している時に空襲の為に住居が消失。その後戻る事は無く、小倉さんに売られたそうで、その時北側を買い取り、見晴らし台の辺りに離れを作り・・・という流れです。
小倉さんの住まいが、現和室です。入口はやはり薬医門側に作られました。
当時は梅もあまり植えておらず、雑木林然としていたようです。
梅園の中の太い木は、当時の名残です。

投稿: コンキチ | 2015年10月14日 (水) 17時07分

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