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2007年2月24日 (土)

聖跡蒲田梅屋敷公園 - 蒲田3-25

2007_02_24_5 2007_02_24_6 江戸時代に、「和中散」という食あたりや暑気あたり等に効く道中常備薬があり、北蒲田村の忠左衛門という商人がこの地で売っていたという。商売がうまく行き、大店となったのだろう。忠左衛門の子の久三郎という人が庭園を造成し、そこに梅の銘木を集めて休み茶屋を開いたのが、「梅屋敷」の地名の由来だそうだ。当時は亀戸の梅林とともに、梅の名所として有名になり、広重の浮世絵にも描かれた。明治天皇がこの梅屋敷の風情を好まれて、自らお手植えをされたという逸話もある。昭和8年に史跡として保存指定を受け、昭和13年に東京市へ寄付され、現在に至っている。
 しかし、残念ながらもうここには当時の面影はない。梅はたくさん植わっているが、元気がない。訪れたときは梅の季節にもかかわらず、ほとんど咲いていない状態だ。公園に面して交通量の多い第一京浜(国道15号線)が走っているため、梅の木には過酷な環境だ。また、周囲は高層ビルが立ち並んでいて、とても江戸時代の風情とはかけ離れている。池は人口池になり、訪問したときは水は抜かれていた。さらに、追い討ちをかけるように、京浜急行の高架線工事のために園の1/3が工事地域となり、その部分の梅は移植したのだろうか、今は、資材置き場のようになっていた。もう20年ほど前か?、京浜急行電車からこの地を通り過ぎたときに、爛々と咲き誇る梅林を見た記憶がある。
 工事が終わったらまた以前のような美しい庭園を復活させるのだろうか?。由緒ある場所なので、このまま寂れさせてしまうのは惜しいと思う。
 公園内には相撲の土俵や、弓道場もある。道を挟んだ所に大田区体育館があり、その施設の一部がここにあるのだろう。体育館脇には東蒲田公園もあるが、隣合わせのこれら施設を一体として再整備したら充実した文化施設になると思うが、どうだろう。

公園データ
広さ 約1,300坪(4,365㎡)
遊戯施設 ・人口池(夏場のみ?)
トイレ 有り
駐車場 無し
その他

・梅林有り

聖跡蒲田梅屋敷公園:大田区ホームページより

大田のみどころ:大田区ホームページより

所在地・アクセス

東京都大田区蒲田3-25 

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