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2007年5月18日 (金)

南六郷緑地 - 南六郷2-35

Minamirokugoryokuti_1 京浜急行線の雑色駅から東南に840m:徒歩13分の所にある。すぐ西隣がUR都市機構の南六郷二丁目団地と南六郷公園だ。ここは旧六郷用水の排水口だったところだ。六郷用水は、江戸時代、多摩川の治水奉行 小泉次大夫吉次によって慶長2(1597)年から15年の歳月をかけて開削された農業用の水路だ。多摩川の現在の世田谷区狛江市和泉から取水し、全長約30kmにわたり流れていた。昭和に入って、大雨による浸水対策と川からの逆流防止の目的から、昭和8年に六郷水門が完成、昭和47年にポンプ施設が作られた。当時としては最新技術の"金森式鉄筋レンガ"という工法が用いられた(詳しくは六郷水門:京浜河川事務所HP参照のこと)。今でも、六郷水門と六郷ポンプ所排水樋管施設に面影を見ることができる。現在でも機能を保っているかどうかは不明。下水道の整備と南三堤公園にある新たなポンプ施設の整備に伴い実質的には役目を終えていると思われる。この辺りは六郷用水も埋め立てられていてすでに無い。
 水門の向こうは広大な六郷橋緑地でこの辺りの川べりにはヨシの群落と干潟が広がっていて自然が豊かなところだ。 

Minamirokugoryokuti_2  この公園は言わば六郷水門の記念碑的意味合いが強い。いたる所に水門の面影をしのぶ工夫がされている。公園北側には六郷水門のオブジェがあり、そこから滝となって人工のせせらぎが造られている公園中ほどまで続いていて、最後は池に注ぎ込む。池には噴水もある。
 遊具はない。遊具ならとなりの南六郷公園に行けばいろいろある。

Minamirokugoryokuti_3  公園南端には"金森式鉄筋レンガ"をイメージさせるレンガ作りのデッキがあって、ここの周りのフェンスにも、六郷水門のマークが埋め込まれている。デッキの南側は六郷水門へと続く水路となっている。デッキの下は用水路のほとりまで降りることが出来るようになっている。
 さらに川に向かって歩くと、実際のレンガ作りの六郷ポンプ所排水樋管施設や、六郷水門がある。

Minamirokugoryokuti_4  公園の周囲は高層の集合住宅が立ち並ぶ。昔は工場街だったが、いまでは住宅街に変貌している。新しくこの地に来た人々でも、何か歴史的な意味合いがあると感じさせる作りの公園だ。できれば、説明パネルをどこかに設置しておくといいと思う。 

公園データ
広さ 約420坪(1,400㎡)
遊戯施設 ・広場有り(野球、サーカーは禁止)
・流れる人口川
トイレ 有り
駐車場 無し
その他

南六郷公園と六郷橋緑地に隣接
六郷水門:京浜河川事務所HP
六郷水門:大田区HPより
みどころ六郷水門:大田区HPより

所在地 (地図をクリック!)

東京都大田区南六郷2-35

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