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2007年5月 2日 (水)

龍子公園 - 南馬込4-49

Ryuko_1 都営地下鉄浅草線の南の終着駅の西馬込駅から東南東に1100m:徒歩16分の所、馬込桜並木通りに入り、桜並木公園を通過して、この通りを抜けたとところにある。通りを挟んで南側は大田区立龍子記念館、北側が龍子公園となっている。閑静な高級住宅街の中にある。

Ryuko_2  一見すると公園がどこなのかわからない。塀に囲まれていて、一般の住宅と区別がつかないからだ。この公園は自由に出入りすることが出来ない。毎日11:00、13:00、15:00の3回のみ入園が出来る(休日有り・以下参照)。時間になるまでは、隣の龍子記念館で申し込みをして待っていなくてはならない。早めに行って、龍子記念館を見学しておくといい。
 公園見学は龍子記念館の職員が一緒に案内して、いろいろ説明してくれるので、ありがたい。ここは龍子が実際に住んで、アトリエとしても使っていたところだ。重要な文化財なので、管理がきちんとされている。Ryuko_3

川端龍子は、明治18年:1885年に和歌山に生まれた日本画画家だ。当初は洋画を描いていたが、大正2年:1913年に渡米し、帰国後、日本画に転向した。渡米中、ボストン美術館にて鎌倉期の絵巻「平治物語絵詞」を見て、日本画に転向した。大正4年:1915年、平福百穂(ひゃくすい)らと「珊瑚会」を結成。同年、院展(再興日本美術院展)に初入選し、大正6年:1917年には院展同人に推される。その後、昭和4年:1929年には、「青龍社」を旗揚げして独自の道を歩んだ。大作主義を標榜し、大画面の豪放な屏風画を得意とし、大正~昭和戦前の日本画壇においては異色の存在であった。池上本門寺の天井画や、浅草の浅草寺の天井画が有名。昭和34年:1959年、文化勲章受賞。昭和41年:1966年没。 (ウィキペディア:川端龍子より引用)

Ryuko_4

園内は純粋の日本庭園だが、龍子らしい個性と感性に溢れている。建物の設計も龍子自ら行っており、いたるところに龍子のトレードマークである格子状の龍のデザインが見られる。池があるが、これは戦時中の爆撃で地面に穴があいたところを逆手にとって池にしたそうだ。なかなかのアイデア人だったらしい。画家にならなかったら建築家になっていたと生前言っていたそうだ。日本風の造りの中にも芸術家らしいモダニズムが感じられる。

Ryuko_5

龍子記念館も生前龍子自ら設計し、建設したものだ。上から見ると例の龍子のトレードマークの龍の形になっている。龍子の没後、邸宅:現龍子公園と龍子記念館は大田区に寄贈され、区が管理・公開している。
 公園に行くのではなく、日本画の巨匠としての龍子の足跡を見に行くところだ。本門寺もここから西に1km:徒歩15分ほど。そう遠くはないので、こちらに行って天井画を見てから帰ってもいい。

公園データ
広さ 約780坪(2,565㎡)
遊戯施設 無し
トイレ 龍子記念館に有り(身障者用有り)
駐車場 無し
その他

大田区立龍子記念館:大田区HPより
大田区立龍子記念館:大田区文化振興協会HPより
「龍子記念館パンフ.pdf」をダウンロード

・大田区立龍子記念館
  開館時間:9:00~16:30
  休刊日:月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)
       年末年始(12月2日~1月3日)
       展示替え準備中の臨時休館
  入館料:大人 ¥200
       小中学生 ¥100
       65歳以上、6歳未満 無料

・龍子公園
  開園案内時間:11:00、13:00、15:00の3回
   ※龍子記念館の職員が案内
  休園日:月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)
       年末年始(12月2日~1月3日)
       展示替え準備中の臨時休館
  入園料:無料

所在地 (地図をクリック!)

東京都大田区中央4-2

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