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2007年12月23日 (日)

都立東京港野鳥公園 - 東海3-1,3

Tokyoyacho_1 大井ふ頭や大田市場がある東海の南にある公園。大田市場の北側一帯を取り囲むように広がる、総面積248,864平方メートル(東京ドーム5.3個分)の広大な自然公園だ。交通機関はバスか自家用車。幸いこの公園には駐車場があるので、車で来れる。東海は大田区の北東の端だ。東海(島?)の南側の約1/4ほどが大田区で、残りは品川区となる。大井ふ頭の主要部分は品川区側だ。大田区側の大きな公園はこの東京港野鳥公園と大井ふ頭中央海浜公園の大田スタジアム部分がある。

Tokyoyacho_2  公園は東部と西部の大きく2つの自然公園で構成される。東部はネイチャーセンターと淡水池と汽水池からなる干潟部から成る。西部は入口と管理事務所、芝生広場、駐車場がある入口部分と、せせらぎと淡水池や里山、自然学習センターがある自然生態園から成る。東部と西部は「いそしぎ橋」で結ばれている。

Tokyoyacho_3  入口を入ると緑に囲まれたエントランスがあって、ゆるい坂道を登っていくと、管理事務所にたどり着く。この公園は有料なので、利用料を払わないと入園できない。といっても、大人で300円と安い。

Tokyoyacho_4  この場所は昔は浅い海だったところが、1960年代に埋め立てられた。その後自然に出来た池や草原に野鳥が集まるようになり、自然保護団体等から保護の声が上がり、東京都がこれに応じて野鳥公園を作ることになり、1989年に完成した。

Tokyoyacho_5  管理事務所で入園料を払って東に向かうと芝生広場に出る。管理事務所の前には、今日の見どころを掲載した掲示板がある。その季節ごとに見れる野鳥や、園内の自然の変化の様子などを紹介しているので、是非チェックしてから回るといい。記念撮影用の鳥の帽子なども置いてあり、子供と一緒に記念撮影しても楽しい。

Tokyoyacho_6  訪れた日は11月25日。芝生広場は、紅葉が真っ盛りで美しい。管理事務所横には身障者用のトイレもある。芝生広場を歩いて抜けると、東部と連結している「いそしぎ橋」を渡る。
 橋の下には東海道貨物支線の線路が通っている。川崎の多摩川の手前で地下にもぐり、ちょうどここで地下から陸上に上がってきているところだ。南には大田市場の建物が見える。橋といっても、両端には緑が植わっていて、一見すると高台の散策路が続いているだけに見える。大変凝った橋で、いかにも自然公園らしい演出だ。橋の向こうには羽田空港から飛び立った旅客機が見える。ここが東京であることを再認識させられる。

Tokyoyacho_7  さらに、東へ進むと「東淡水池」が左手に広がる。遠くには大井ふ頭の倉庫郡や、城南島の工場群が見えるが、目の前は自然の風景が広がる。途中、「東観察広場」があり、ここにのぞき窓がいくつも設置してあり、野鳥を驚かせないで観察できるようになっている。望遠鏡で観察する人、大きな望遠レンズでカメラを構える人たちで、結構賑わっている。

Tokyoyacho_20_2 Tokyoyacho_8  さらに、道沿いに南下すると、「ネイチャーセンター」のある広場に出る。ネイチャーセンターの中には野鳥観察についての、さまざまな展示、図書、観察室、視聴覚室、相談コーナーなどがあり、双眼鏡も貸し出している。ネイチャーセンターは都のパンフレットでは、地下1階、地上3階となっているが、実際には入口は最上階部分で、最下階は干潟に直接出れる観察エリアがある。4階立ての立派な建物だ。

Tokyoyacho_9    「潮入りの池」は汽水池で、池のところどころには野鳥が羽を休められるように立ち木に見立てた丸太が何本も水中に突き刺された状態で、数箇所に設置されている。

Tokyoyacho_10_2  観察路は南へ続き、途中に2号観察小屋、南端には1号観察小屋があって、野鳥を観察できるようになっている。観察小屋は西部部分にあるものも含めて、全部で4つある。木造の小屋で、内部には観察窓がいくつも設置してある。見られる鳥の種類を解説したパネルもあって親切だ。

Tokyoyacho_11  観察小屋はどれもいいロケーションに建てられていて、小窓から見る景色はどこも美しい。鳥も人間を意識せず、安心しているようだ。

Tokyoyacho_12  公園東部の散策路は西側のみの約500mほどに限られている。東には広大な干潟が広がっているが、その周囲を一周することは出来ない。

Tokyoyacho_13  再び、もと来た道を戻って「いそしぎ橋」を渡り、管理事務所を過ぎて、「自然生態園」に向かう。

Tokyoyacho_14  自然生態園に入ると、目の前にはせせらぎと自然学習センターがある。自然学習センターでは自然観察会や、工作教室などが開催されている。東京港野鳥公園のホームページのイベント情報をチェックして申し込めば、よりこの公園を堪能できる。

Tokyoyacho_15  自然生態園のせせらぎは人口のものだと思うが、なるべく自然に近い状態となるように配慮されている。コンクリートの護岸ではなく、土と石で作られたビオトープとなっている。

Tokyoyacho_16  紅葉が池に映って綺麗だ。都会人が忘れている田舎の風景がここにある。公園東側は遠くまで見渡せる広大な風景だが、ここ公園西側はこじんまりとした故郷の里山を思わせる。

Tokyoyacho_17  この公園はどこも絵になる。とくに観察小屋からの風景は美しい。

Tokyoyacho_18  ついつい掲載する写真も増えてしまった。ここが東京であることを忘れてしまう。畑や田んぼもあって、のどかな田園風景が広がる。

Tokyoyacho_19  野鳥観察を目的に来る以外にも、散策や自然観察にもとてもいい公園だ。出来れば、ただ来て見て帰るだけではなく、イベントに参加して一日を過ごしてみてはいかがだろう。お弁当持参で家族で来て、勉強して帰るのがいいと思う。機会があったらまた来てみたいとてもいい公園だ。

公園データ
広さ

東京ドーム約5.3個分 約75,400坪(248,864㎡)

遊戯施設 ・野鳥観察公園、自然観察公園
  野鳥観察小屋 2棟
  ネイチャーセンター
  自然学習センター
・広場有り(野球、サーカーは禁止)
・流れる人口川
トイレ 有り(身障者用有り)
駐車場 有り・無料
  40台収容
その他

・利用料金
  高校生以上: ¥300 
  65歳以上、中学生: ¥150
  小学生、都内在住の中学生: ¥無料
  ※20名以上は団体割引

・開園時間
  2~10月: 9:00~17:00
  11~1月: 9:00~16:30

・休園日
  毎週月曜日(月曜が休日の場合は翌日)
  年末年始

「東京港野鳥公園ガイド.PDF」をダウンロード

「東京港野鳥公園・鳥ガイド.PDF」をダウンロード

「東京港野鳥公園アクセスMAP.PDF」をダウンロード

東京港野鳥公園ホームページ

「海上公園ガイド(東京都作成).pdf」をダウンロード

所在地 (地図をクリック!)

東京都大田区東海3-1,3

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